全通研の国際活動は3つの柱にそって行われています。
まず、情報の発信です。海外の情報や国際会議の報告などはもちろん、全通研の活動や日本の手話通訳制度にかかわる情報などを英語や日本語に翻訳して、世界と日本の仲間に発信しています。
2つ目は、世界手話通訳者協会(WASLI)への協力です。WASLIは「世界でも、国でも、地域でもろう団体と連帯し、すべての国に手話通訳者組織を創設し、手話通訳を専門職として確立する」ことを目的に、2005年に設立されました。全通研はWASLIの国会員であり、アジア地域代表理事を担っています。毎年開かれる理事会への出席や、4年に1度の世界会議に協力しています。
3つ目は、アジア地域の手話通訳者・団体活動への支援です。世界会議の年を除いて毎年、アジア手話通訳者会議を開催し、アジアの手話通訳制度の発展に寄与しています。また、会議に参加したアジア諸国に対し、財政支援もしています。
国際部では、これまで全通研夏・冬集会や養成カリキュラムなど、日本の活動を英語に翻訳して世界に発信しています。2016年には研究誌や全通研パンフの英語版を作成し、国際会議の参加者に配布するなど、全通研からの情報発信の幅を広げています。
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