会員数は少数ではありますが、地域や会員のニーズに合わせた活動を計画しています。
支部主催の学習会について紹介します。
<地域でできる防災対策>
講演を見聞きするだけでなく、注目されている「クロスロード」ゲームの提案があり、佐賀市の出前講座の依頼ができるということから、地元の聴覚障害者協会にも参加を呼びかけました。当日の参加者は会員、非会員、ろう者含め、いつもの約3倍もの参加者が。コロナ禍の中でしたが、みんなの関心の高さが分かりました。消毒、マスク、換気をして十分に対策をして行われました。
ご存じかと思いますが、クロスロードゲームは、グループに分かれて、カードに書かれた災害の事態にどう対応していくかを「YES」「NO」の2択から自分の意見を選択してシミュレーションをしていく内容です。グループ内で意見が分かれることは当然で、理由などを聞くと自分の思いつかなかったことを聞くことができて参考になったり、いろんな意見の人と避難所で一緒に過ごすことになるんだなと考えたりすることができました。
<遠隔手話サービス>
この学習会は、佐賀支部と佐賀県手話通訳士協会との合同学習会として開催しました。
「遠隔手話サービス」「電話リレーサービス」の違いだけでなく、今や日常と化している「Zoom」を体験することから、手話通訳のあり方について学習をしました。
この学習会も会員、非会員の関心が高く、コロナ禍の学習会場の人数制限を超えた参加申し込みがあり、第2弾の開催も決定しました。
☆全国障害者スポーツ大会に向けて☆
来る2024年、佐賀県で全国障害者スポーツ大会が開催されることに伴い、情報支援者養成事業の研修会が始まりました。県内を4つのブロック(5か所)に分けて事務局、聴覚障害者協会と共に、研修会の運営に携わっています。新型コロナウィルスの影響で1年の開催延期となりましたが、支援者も参加者も楽しんでスポーツ大会が開催できるよう進めていきたいと思います。